2014年08月12日
テントフレームのショックコードを交換してみた
今回は、テントのショックコードを交換した際のことを書きます。

(写真:交換前のフレーム。経年劣化でボロボロです
)
(写真:交換前のフレーム。経年劣化でボロボロです

2013年4月の粉雪舞う中コニファーキャンプの際、「ショックコード切れかかってるよ」とがーさんより指摘を受けたことがキッカケで、同年6月に交換しました。
状態
・ゴムが切れかかっています

(写真:紙一重、もといゴム一重の危うい状況でした
)
・グラスファイバー製フレームに裂けや欠けがあります

(写真左:裂けた状態。節を割るように悪化していきます 右:ポキリと欠けた状態)
購入から7年、野外で30泊以上したので劣化も納得です…むしろ今までよく頑張った!
ということで、「ショックコード交換」と「フレーム交換」をまとめて行います。
所要時間:約4時間
写真撮影や途中1回やり直した分も含みます。
一度やって要領を掴めば半分位の時間で済むと思います。
必要なもの
①交換用のショックコード
テントと同じロゴス製のショックコード(71993301)を用意しました。

(写真:ホームセンターでも普通に販売しています)
②交換用フレーム
以前交換したフレームをばらして、まだ使える物と交換します。

(写真:交換用フレーム。こういう時のため?部品はつい保管するクセが…お陰で荷物が
)
③ドライバー
フレーム内部よりショックコードを引っ張りだすために使用します。

(写真:引っ掛ける形状のドライバーが使いやすかったです)
④ハサミ
ショックコードを任意の長さで切断するために使用します。
⑤広い作業スペース
長いフレームを展開できるだけの広い場所が必要です
交換方法
①古いショックコードを抜き出す
・任意の箇所で切断します
・ドライバーを使い結び目を引っかけて紐を引っ張り出します。

(写真:新品と旧品。劣化具合が一目瞭然です)
※バラしてみて気づいたのですが、他にもショックコードが切れかかってる
箇所や、劣化している箇所がありました。
いざ設営地で慌てないためにも、消耗品として定期的に交換した方がよいですね。
②フレームを交換
・ドゥーブルのフレームは1本につき11の「フレーム」と「接続用の金具」で
構成されています。
・メインフレームは4本あるので、計44のフレームのうち、9フレームを入替えました。
1本…完全に裂けてる
1本…ヒビ入ってる
フレームが足りなかったので、軽微な裂けはビニルテープで補強しました。
(少しでも裂けるのを遅らせる)

(写真:コードを通す前にかならず本数の確認をしましょう
)
③新しいショックコードを通す
・購入したショックコードを切断
コードの説明書には適正な長さとして「ポールの全長-15cm」を推奨しています。
テントの説明書(pdf)によるとドゥーブルのフレーム全長は627cmなので、
612cmごとに切断します(627cm-15cm=612cm)。
これがフレームの数だけ必要(612cm×4=2448cm)ですが、コードは
長さ30mなので、頑張れば予備として1本分を確保できる計算です。
なお、実際にその長さで交換したところ、フレーム同士の連結が緩くなったため
心もち短くカットした方がよいように思います。
・ゴムを通す
一本ずつ手作業で通します。
この際、一本を通し終えた段階で片端を8の字結びでとめます。
(結ばないと引っ張られた際に抜けてしまいました)
フレームが11もあるため、結構時間がかかります。
最後に、残った端を8の字結びでとめて完了です。
これを4本分行います。

(写真:あとは8の字結びにして余剰部分を切断するだけ
)
最後の1本でkyanはフレームを1つ繋ぎ忘れて一からやり直しました。
長さが不足して、危うく一個買い直して後日再作業になるところでした…
④完成
さて設営してみると、設営中にすぐにフレームが外れてしまうことが頻発したため、
何度か「ゴムを引っ張って少し切断→8の字結び」を行い微調整しました。
規定の長さではゴムが長すぎるのか、はたまたゴムの伸縮力が以前の物より弱かったと
思われます。
感想
これでしばらくは安心してドゥーブルを使い続けられます。
未経験故に最初はおっかなびっくりでしたが、慣れればルーチンワークでした。
本記事が同じように悩んでいる方の一助になれば幸いです。
(やってみると意外と簡単ですよ!)
状態
・ゴムが切れかかっています
(写真:紙一重、もといゴム一重の危うい状況でした

・グラスファイバー製フレームに裂けや欠けがあります
(写真左:裂けた状態。節を割るように悪化していきます 右:ポキリと欠けた状態)
購入から7年、野外で30泊以上したので劣化も納得です…むしろ今までよく頑張った!
ということで、「ショックコード交換」と「フレーム交換」をまとめて行います。
所要時間:約4時間
写真撮影や途中1回やり直した分も含みます。
一度やって要領を掴めば半分位の時間で済むと思います。
必要なもの
①交換用のショックコード
テントと同じロゴス製のショックコード(71993301)を用意しました。
(写真:ホームセンターでも普通に販売しています)
②交換用フレーム
以前交換したフレームをばらして、まだ使える物と交換します。
(写真:交換用フレーム。こういう時のため?部品はつい保管するクセが…お陰で荷物が

③ドライバー
フレーム内部よりショックコードを引っ張りだすために使用します。
(写真:引っ掛ける形状のドライバーが使いやすかったです)
④ハサミ
ショックコードを任意の長さで切断するために使用します。
⑤広い作業スペース
長いフレームを展開できるだけの広い場所が必要です
交換方法
①古いショックコードを抜き出す
・任意の箇所で切断します
・ドライバーを使い結び目を引っかけて紐を引っ張り出します。
(写真:新品と旧品。劣化具合が一目瞭然です)
※バラしてみて気づいたのですが、他にもショックコードが切れかかってる
箇所や、劣化している箇所がありました。
いざ設営地で慌てないためにも、消耗品として定期的に交換した方がよいですね。
②フレームを交換
・ドゥーブルのフレームは1本につき11の「フレーム」と「接続用の金具」で
構成されています。
・メインフレームは4本あるので、計44のフレームのうち、9フレームを入替えました。
1本…完全に裂けてる
1本…ヒビ入ってる
フレームが足りなかったので、軽微な裂けはビニルテープで補強しました。
(少しでも裂けるのを遅らせる)
(写真:コードを通す前にかならず本数の確認をしましょう

③新しいショックコードを通す
・購入したショックコードを切断
コードの説明書には適正な長さとして「ポールの全長-15cm」を推奨しています。
テントの説明書(pdf)によるとドゥーブルのフレーム全長は627cmなので、
612cmごとに切断します(627cm-15cm=612cm)。
これがフレームの数だけ必要(612cm×4=2448cm)ですが、コードは
長さ30mなので、頑張れば予備として1本分を確保できる計算です。
なお、実際にその長さで交換したところ、フレーム同士の連結が緩くなったため
心もち短くカットした方がよいように思います。
・ゴムを通す
一本ずつ手作業で通します。
この際、一本を通し終えた段階で片端を8の字結びでとめます。
(結ばないと引っ張られた際に抜けてしまいました)
フレームが11もあるため、結構時間がかかります。
最後に、残った端を8の字結びでとめて完了です。
これを4本分行います。
(写真:あとは8の字結びにして余剰部分を切断するだけ

最後の1本でkyanはフレームを1つ繋ぎ忘れて一からやり直しました。
長さが不足して、危うく一個買い直して後日再作業になるところでした…

④完成
さて設営してみると、設営中にすぐにフレームが外れてしまうことが頻発したため、
何度か「ゴムを引っ張って少し切断→8の字結び」を行い微調整しました。
規定の長さではゴムが長すぎるのか、はたまたゴムの伸縮力が以前の物より弱かったと
思われます。
感想
これでしばらくは安心してドゥーブルを使い続けられます。
未経験故に最初はおっかなびっくりでしたが、慣れればルーチンワークでした。
本記事が同じように悩んでいる方の一助になれば幸いです。
(やってみると意外と簡単ですよ!)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。