2009年5月末に購入。7回(計22泊)使用。
ホルキンで3,350円(他の物も一緒に買ったので送料込)で購入しました。
目的
蛍光灯ランタンからの買い替えです。具体的な理由として、①点灯色が乳白色なので風情がない事、②電池食いな事(蛍光灯を点灯させるために昇圧させるため)が挙げられます。その他に、
あちこちで話題になっているため一度使ってみたかったというミーハーな事情もあります
便利なところ
(※「
明るさ」「
電池の持ち」「
ランニングコスト」は別頁で独立して検証しています)
電池式なのに明るい暖色
従来のLEDランタンにはない明るさで、小型のガスランタンにも匹敵します。また暖色球使用で風情を損なうこともありません。
ホヤを外して電球のように上から吊るすという使い方ができる
おかげで満遍なく照らすことができるようになりました。タープ下などで影ができないのは大変便利です。
明るいのに電池式
電池式であることで、数々のメリットが生まれます。
①取回しが楽
マントル不使用のため運搬時などの取り回しが楽です。
②テントや車内でも安心して使える
明るい上にCO中毒の不安をしなくていいのは便利です。
③電池は汎用のためどこででも入手可能
④電池だから、使わなければ転用可能
OD缶やガソリン、灯油だと容易には転用利きません。また、電池なら放っておいても数年はもちますが、液体燃料ですと劣化の心配もあります。
④その他の燃料と比較してコストパフォーマンスが優れている
不便なところ
電池蓋の取り付け方法にクセがある
暗いところでの電池交換が大変です。そのために別の灯りが必要という本末顛倒な結果に。
(写真:本体と蓋の双方にある赤い矢印の切り欠きを合わせて装着します。最初は時間かかりました…)
本体を逆さまにして吊るすフックが強度的に不安
ヤワいプラスチック製のため、万が一外れたり切れたりして落下したら本体が壊れそうです。これについては多くの方が思い思いの改造を行われています…が、kyanは面倒なのでそのまま使ってます(今のところ大丈夫です)。
気になったところ
運用がオーバードライブ方式であること
照度は電圧に比例するため、最も明るい時間は短いです。新品の単一アルカリ乾電池使用時で、最高に明るい状態は1時間もなかった気がします。だらだらと暗くなるため、なかなか気付きにくいのですが…小物を探す時や肉の焼け具合を確かめるといった何かの拍子に「あ、暗くなってる」と気づきます。
できれば電圧を一定にする回路を組み込むなどして、照度を安定して欲しかったです(その代わり、灯りが切れる瞬間も突然になると思われるので、難しいところですが)。
→後述する「明るさ」で述べます。
単1電池×3本
単一電池は主にパワーを必要とする機器で使われるため、最後まで使い切ることが難しいです。すると、単三電池のように他の機器(時計など必要とする電力が少なくて済むもの)への転用が難しいのがビミョーなところです。
kyanとしては
単一電池×3本で72時間もたなくてもいいから、入手しやすく単価の安い単三電池を3本または6本(3本×並列)で一晩(8時間程度)もつようにしてくれて毎晩取り替える方が良かったです。でも、安定性を考えれば単一でも良かったのかな。うーむ。
中途半端な電池残量の単一乾電池を順調に量産しております
感想
ネットでちょっとしたブームを巻き起こしたライトです。本品の評価など巷に溢れてますので今更ですが、せっかく自分で買った物なのでレビューしてみました。良いと思った点、悪いと思った点、いずれも世評と大きくハズレるものではありません。
乾電池式でこれだけの実力を持っていると、ソロのメインランタンやファミキャンのサブランタンではBestBuyじゃないかと思っています。
なお、98kさんのブログ「趣味の物置小屋98k」の
コチラを参考にして、専用ケースを購入しました(笑)
(追記:johnさんの
ブログ記事でも詳しく紹介されていますので、コチラもオススメです!)
念のため、以下に品名、型番、JANコードを掲載しておきます。
ダイソー MO WIDEBOX(34枚収納) A-63 Storage86
JAN:4939491 800 300(現在は異なります)
【結論】買って損なし
ソロならメイン使用もありだが、ファミキャンではサブ使用で考えると幸せ。
次回以降、「
明るさ」「
電池の持ち」「
ランニングコスト」について詳しく検証していきます。
「明るさを検証してみました 」は
コチラ
「点灯時間を検証してみました」は
コチラ
「ランニングコストを検証してみました」は
コチラ
「乾電池アダプタ三種」は
コチラ