キャンプ時の電池環境

kyan

2015年12月12日 01:22

本日は、kyanのキャンプ時の電池環境を紹介してみます。

(写真:キャンプで使う電池関連もろもろ)
保有量は過去の経験より、充電なしで4泊できることを目安に揃えています。
(これまで7年間で4泊迄のキャンプが95%以上を占め、5泊以上はほんの数回なので割り切ります)

単3電池
充電池はeneloop56本、パナ3本、他にも数本保有。

(写真:12本からスタートして、いつの間にか増殖してました)

劣化を均一にするため、電池は通番号をふってグループ単位で使用機器を指定して運用します。

(写真:番号ふっておくと管理しやすくなります。お試しあれ)

エネループで揃えるのは初期電圧が他の充電池より僅かに高いこと、品質が高いレベルで安定しており信頼できるためです。電池の見える化は難しいので、口コミやマニアの方々の実験結果を参考にしています。

単3電池はランタン、懐中電灯、ヘッドライト、ラジオ、蚊取り線香、ミニ扇風機に使用。
このうちヘッドライトは夜間設営時など限られた場合にのみ使用するので懐中電灯と併用、ラジオや蚊取り線香は使い古した乾電池を使い切るため基本的に充電池は使いません。
懐中電灯(GP-9:2本)はキャンプ2回に1回の割合で充電しています。

ランタンは現在
SOL-013C:9本(単1スペーサーを使用し、3本×3セット=9本)
SOL-036C:6本
の2個体制で、1泊につき15本使用します。
※4泊時は本数が不足するため、SOL-013Cの使用本数を6本/泊に抑えます。

(写真:Wランタンで明るさを確保しています 2014.7朱鞠内にて)

管理の手間とコスト削減のため、電池は単3型の機器を極力選んでいます。
ランタンで単1電池を使わないのは汎用性がないこと、単4は容量が小さく頻繁な交換が必要なため選びません(リモコンや時計などで単4を使う時は素直にマンガン乾電池を使います)。

長期泊で充電が追いつかない時は乾電池を併用しますが、機会は年1回あるかどうか
充電池を忘れてきたり充電し忘れた時の予備的な利用です(笑)
ちなみに乾電池は単1、単3、単4の予備を持っていますがあまり使わないので、ある程度の年数が過ぎたら入れ替えています。
(一説によると自己放電率は月間1%、約5年で「寿命」とされる定格の60%を切るそうです)

(写真:手持ち品。乾電池は使わなくてもおおよそ5年で使えなくなります)

充電器
現用中はBQ-396,NC-MR58,VC4の3台。いずれも同時に4本ずつ個別充電可能です。
帰宅後すぐセットしてまず12本充電。翌朝出勤前にセットしなおして完了(1泊の場合。2泊以上は帰宅後、翌朝と全て充電するまで繰り返します)。

(写真:他にも色々持ってますが、現在は使っていないので割愛)

ランタンを単3充電池で運用する場合は、下記のように12本/16本対応の充電器なり、4本対応の充電器を2台持ちの方がストレスたまりません。




スペーサー (レビューはコチラ)
いろいろ使ってきましたが、最終的にはニサク(nisaku)の単3電池が3本入るタイプで固まりました。
さらに絞って4本入るタイプ…は作れないか(笑)

(写真:最適なアダプタを見つけるまで随分あれこれ使いました)


モバイルバッテリー
スマホやタブレットの充電に使用。全てUSB入力/USB出力です。

(写真:泊数や移動手段に応じて使い分けています)

cheero Power Plus 10000mAh(CHE-034 / B0081LRCJW)
これ一個で特に困ってません。
一昔前のスマホ(電池容量1800mah程度)なら3~4回、最近のスマホ(同3000mah程度)なら1.5~2.5回位充電できます。
近年ではより大容量な商品が出てきたこと、入力が1Aのため充電に時間がかかる(大体8~9時間)のが玉にキズ。
重量 250gとズシリと来るので車で移動する時や宿泊を伴う旅行の際にしか使いません。
近年は入出力の電流容量が増加しているため新しい物好きとしてはそろそろ買い換えたいのですが、信頼性が高すぎてなかなかヘバッてくれません(苦笑)

docomo ポケットチャージャー01(ASA39079 / B005D5O706)
キャンペーンでの頂き物で普段使いはコチラ。
容量2500mAhとスマホ1回分。重量85gと軽く持ち歩きに快適。小さいので充電しながら使っても邪魔になりません。
入力0.5Aなので充電に時間かかりますが(約4.5時間)、容量小さいので許容範囲かな?

docomo L-02F
モバイルルータですが充電機能付で、よく使ってます。
容量3600mAhとそれなりに大きいため、バッテリーとして特化すると前述のポケットチャージャーより役立ちます(笑)
入力は計測したところ1.5A位は出ており、約3時間で満充電になります。

キャンプ旅行の場合は撤収まで電池が持てばよい(帰路は車内で充電)ことと、走行中充電をまめにすることで、この装備で4泊十分もちます。

たくさんありますが、自宅にAnker E150(5ポート/25W)があるのでスマホ、タブ、バッテリーを一括で充電可能です。

ところで、どのメーカーもランタンで電圧が安定しているリチウム電池を採用してくれないかな。
18650や、モバイルバッテリーをUSB経由で稼働できると個人的にはブレイクスルーなんですが…。

走行充電
ちょっと電池とは離れますが
キャンプで使う機器は全て12Vシガーソケット経由で充電可能です。
電圧変換時のロスを考慮してインバータは使用しません。
ただ多くつなげると接続が面倒臭いのと、負荷がかかりうまく充電されないため必要な物のみ接続しています。

スマホ、タブレット、デジカメ(USB5V)…1~3時間
単3電池(12V/5V)…2.5時間につき6本
PC(12V)…空の状態から約2時間/本

kyanは滞在型キャンプメインなので補助的な利用にとどまっています。


その他
以前ご紹介した12Vバッテリーは現在使用していません。中の電池が2年でダメになりました。一度交換したものの、その2年後にはお亡くなりに。利用回数は十数回なんですけどね…。
鉛蓄電池は過放電に極端に弱く、かつ自己放電していくためkyanには使いにくかったです。
大きくて嵩張る&重い、走行充電がうまくいかない(電圧差が足りない?)など残念な結果に終わりました。

(写真:パワーステーション5in1。内部の回路があまりにショボくて…)

元々はPCの充電用でしたが、結局純正の大容量バッテリーを追加購入。現在ではリチウム電池のモバイルバッテリーが大容量&低価格化したため、次に選ぶことはないと思います。
USB-C規格が普及すれば、モバイルバッテリー一つで事足りる時代が来るかもしれません。(GIZMODOによる紹介記事)



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