ダイソー 木炭 2品(インドネシア産)

kyan

2014年12月08日 18:12

本日は、2012年にダイソーで販売していた木炭(2種類)をまとめてレビューします。
以前購入したマングローブ炭のレビューはこちら


(写真:アカシアアラビカ炭の入った炭箱。アラビア文字が入ってるのはそのせい!?)
2012年の春と夏にダイソーにて購入、800g入りで各105円でした。
2012年7~8月に分けて各2回、800gづつ使用しました。

スペック
・原産国:いずれもインドネシア
・原材料:アカシアアラビカ(型番:E048/炭95)
     南洋材(型番:F060/炭96)

(写真:アカシアアラビカ 型番:E048/炭95)

(写真:南洋材 型番:F060/炭96)

・形状:いずれもバラ

(写真左:アカシアアラビカ 写真右:南洋材)

・サイズ:いずれも不均一
     南洋材…南洋材の炭は割合大きめの炭と中サイズの炭が数片づつ
     アカシア炭…極度に大きい炭が1片と、周りに小さい破片が入っていました。
     容量800gの中でサイズをならすのは難しいでしょうが、
     「決められた容積の中でとにかく800gになればいい」的な詰め込み方を
     しているので、七輪や小さいコンロでは使いづらいです。
     (割って使おうにも綺麗に割れませんでした)

(写真:南洋材。総重量800gのうち1/4はこの一片だけで占められていました)

・単価:いずれも132円/kg
・箱:未計測のためサイズ不明(容量に見合った大きさでした)
・炭はいずれもビニル袋に包まれた状態で詰め込まれていました。

(写真左:アカシアアラビカ 写真右:南洋材)

・焼き具合:ホーマックPB品のようにしっかり焼きあがってるマングローブ炭と比較すると
      荒い焼き上がりに感じました。

(写真:南洋材 ヒビ割れが多く荒い焼き上がりです)


使用感
着火性能
最短13分、実用レベルに熾きるまで10~15分、完全着火まで20分程度
「ちょっと日帰りBBQ」なんて時に使いやすいでしょう。
※着火時に多少の火花が出ました。

(写真:アカシアアラビカ)

(写真:南洋材)

着火時臭
若干の臭いが出ますが、野外では特に気になる程ではありません。

火保ち
大きい破片は実用2時間、小さい破片は同0.5~1時間程度です。
(形としては大きい炭で3時間程度は残り、小さい炭は1.5時間程度で消滅しました)

(写真:火保ちは大きさに比例するため幅がありました)

火力
強い(煮炊きに十分使えます)
※火力が強いうちは炎があがるので焼き物で使うには落ち着くまで待つ必要がありました

(写真:焼き物に適するまでは炎が落ち着くまで少しかかります)

(写真:焼き物に適した状態までくると、炭はかなり痩せてしまいます)

灰量
いずれも極わずかです。

灰色
いずれも白色

(写真:網の焦げを落とした直後のため黒いブツブツが見えますが、灰は白色でした)

消し炭として再利用
不可(バラバラに崩れます)

感想
可も無く不可も無く、平均的なマングローブ炭で、淡々と使用しました。
アカシアアラビカという聞きなれない原料にテンションアップしましたが、燃やした結果はマングローブ炭と変わりありませんでした(苦笑)

単価はともかく「100円+税で買える」という点は他にないとてもよい点と思います。
少量しか使わない方、ライダーなど荷物量に制約のある方には重宝するでしょう。
もっとも、最近のダイソーは木炭を置いてない店もあります(着火炭や豆炭でお茶を濁している場合も…)ので過信は禁物ですが…。
2014年度から容量がさらに100g減って700gになりました。
 これ以上減ると「一回分」も満たせなくなって使い勝手が著しく悪くなりますね…。


一方、サイズが不均一なのでこの炭単体で使うにはちと不便です。
「100円ショップで木炭を購入する顧客層がどのような使い方をするか」という視点がやや足りないように感じました。

【結論】少量利用や荷物量に制約ある人にはいいかも
関連記事