トライアル マングローブ炭 (タイ産)

kyan

2012年11月20日 18:12

本日は、ディスカウントストア「トライアル」のPB品マングローブ炭をレビューします。
2011年7月購入し、2011年8月と2012年10月に計5回使用。
用途はダッチオーブン(鍋)・暖房でした。

タイ産で3kg入り199円でした(タイ産の木炭はあまり見かけません)。

・ビニル袋に包まれています
 炭粉が漏れる心配が少ないので重宝します。

(写真:袋に入っています)

・形状:バラ
 中小サイズの板状の破片が多かったです。
 中小のコンロや七輪では使いやすい一方、大型コンロでは物足りないでしょう。

(写真:取り出してみました)

・灰:真っ白でした

よいところ:
安い
キロ単価(66.3円)は一般的なホームセンター価格(キロ100円程度)と較べ2/3程度。財布の中を気にせず燃やせるのは嬉しいです!

短時間で着火する
15~20分程度で熾きました(計3回平均)。
継ぎ足し時はもっと早いため、使い勝手はよかったです。
(寒い秋キャンプや撤収日の朝は重宝しました)

(左:端から徐々に熾きます 右:F-2527で利用)

気になるところ:
着火時に酸っぱい臭い出る
マングローブ炭の宿命?、着火時に酸っぱい臭いを放ちます。
(但しコチラ程ひどくなく、屋外で距離を置いて熾せば支障ありませんでした)

この特性より、利用シーンが限定されます。
 ①室内利用には完全に熾きてから ※箱には「屋外専用」と記載有
 ②網焼きは完全に熾きてから (継ぎ足しは不向きです)

(写真:注意書き。屋外専用の記載もあります)

火力調整が難しい
サイズの小さい炭片が多いこともあって、熾した直後は高火力ですが、最適な熾き火から弱火までの推移が早かったです。
焼き物に使うには物足りなかったです。

(写真:熾きた直後はかなり火力が強く、お湯もすぐに湧いてしまいます)

どちらともいえないところ:
再利用不可
元々小さい破片がさらにポロポロと崩れてしまうため、消し炭としての利用は難しいです。
ただ、黒炭なのでこれは仕方ないですね。

火持ちは悪い
1~1.5時間程度でした。
中でも網焼きに最適な熾き火状態は数十分と短かかったです
頻繁な継ぎ足しが必要のため、使い勝手はあまりよいとは言えません。

とはいえ着火が早いことの裏返しですし、日帰りBBQなど一定時間で燃え尽きてくれたほうが便利な場合もありますので、一概に悪いとまでは言えません。

(写真:熾きて炭を配置しなおした状態。意外と小さくなっています)


感想:
TRIALでは時期や店舗により様々なパッケージを販売していますが、その中でもこちらはLockON!ブランドが冠した木炭。ここ数年の間は定点観測していますが、この価格とパッケージは夏場しか見かけません。

ホーマック等のPB製品と比較すると品質(一定のサイズを保っているか、熾す際の臭気)は落ちるものの、一般的な木炭という印象です。

安く手軽に強い火力が得られるため、たきつけや鍋・鉄板の火力として利用するにはよいでしょう。「ススの少ない薪」として屋外で使用する分には使い勝手はよかったです。

【結論】価格相応。199円なら用途を選べば使ってもよい



キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バーベキュー木炭バッグ6kg用

ダンボールは溶けるのと、粉が漏れてくることがあって困っていました。
この手のバッグが一つあると重宝します。
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