2009年8月道東遠征にて、付属のペグが硬い岩盤のため一向に刺さらない事に
業を煮やして(?!)購入しました(6本で2640円/定価)。
のべ24回の設営で使用(2011.11現在)。
○よいところ
・硬い岩盤でもサクサクささる
いつまでたっても刺さらない。そのうちハンマーを握る腕がどんどん痺れてくる…
こんな苦労とはオサラバです(笑)
通常のペグでは歯が立たない箇所でも、ガンガン打ち込めます。
購入後の道南キャンプ
(Link)で早速硬い岩盤にあたったのですが、
サクサクささって感激しました。
※この時付属のペグはグニャリと曲がりました(^^;
設営時間が短縮できて快適度UPです。
・抜けにくい
風圧を大きく受けるタープや大型テントにとって最適です。
地面にしっかりと固定されるため、安心して炭火焼を楽しめます(笑)
(左:テントをがっちり固定! 右:通常のペグの場合)
・滅多なことでは曲がらない
力任せに打ち込んでも曲がりにいため、設営がとても楽になりました。
テントに付属のペグだと、打ち込み角度がちょっとずれると曲がってしまい苦労しました。
そんな苦労からもうオサラバです!
・ペグ抜き用の穴がある
穴に他のペグを通し回転させることで容易に引きぬくことができます。
使ってみて素晴らしいギミックだと感動しました。
地盤が硬いと打ち込むのも大変ですが、引きぬくのはもっと大変です。
他社のペグで、キャンプ場内に打ち込まれたままというのを何度か見ました。
(穴がないため引き抜けない状態)
また、紐を通すこともできます。
○気になるところ
・重い
頑丈さとトレードオフですが、やっぱり重いです。
(12本持ってますが、約2kg…)
オートキャンプではさほど支障はありませんが、運搬やメンテ時には
ズシリと実感します
・抜けにくい
確実に設営できることとトレードオフですが、抜く際にはコツがいります。
ペグハンマー PRO.Cがあればスルっと抜けるという話も…
スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO.C
・価格
もう少しお手頃だと気兼ねなくガンガン投入できるのですが…(^^ゞ
イイ物ですが、ペグというジャンルに数千円の投資をするのは勇気がいりました。
○感想
価格に見合う価値を備えた逸品。
パイルドライバー(レビュー)と同様、「なんでもっと早くに買わなかったんだ」と唸らせた
数少ないアイテムの一つです。
ペグ一つ替えるだけで設営が随分と楽になりました。
この良さは設営で苦労しないとわからないかもしれません。
難点はお値段が少々張ることですね(^^;
買う時は躊躇しましたが、一度揃えれば長いスパンで活用できるアイテムなので、
労力を軽減するコストとしてはそれほど高くないと考えています。
今では買ってよかったと思っています。
(昔はもっともっとお手頃だったのですが…ある時期に値上げがありました)
キャンプ場で普通にテント張る位なら20サイズでも十分安定するかな~と思いました。
ただ、20はお買い得な6本セットがないのが悩ましいところです
【結論】何度もキャンプするならデフォルトで揃えるアイテム
ペグ打ちに苦労した人はもちろん、新たにキャンプをはじめる人にオススメです