【レポ】キトウシ森林公園家族旅行村

kyan

2016年08月01日 18:32

本日は上川郡東川町にある、キトウシ森林公園家族旅行村をご紹介します♪
(掲載日:2016/08/01 最終更新日:2016/08/01)


(写真:公園側のフリーサイト。ココのメインはこことケビンです)



基礎情報
キトウシ森林公園家族旅行村(公式サイト)


住所:

〒071-1405 北海道上川郡東川町西5号北44番地


連絡先:
TEL:0166-82-2632
FAX:0166-82-2228 (東川振興公社 キトウシ森林公園家族旅行村) 


オープン期間:
4月下旬~9月末 (ケビンは通年営業)


料金体系:
入場料+サイト料 ※ケビンは利用料のみ


料金:
・フリーサイト300円/人(乳幼児は無料)
・カーサイト(炊事小屋つき、5区画)2000円+入場料 ※電源あり
・カーサイト(炊事小屋なし、2区画)1500円+入場料 ※電源なし
 ※他にデイキャン料金の設定有
・ケビンA棟:18900円 B棟:22050円 C棟:26250円
 ※A/B棟はいくつか条件を満たした場合、東川町の移住促進施策で半額で宿泊可能です。
  申込用PDF


時間:
イン/13~18時 アウト/7~11時
※ケビンはイン/15時~ アウト/~10時


ゴミ処理:
可(2分別/「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」)


車の乗入れ:
カーサイトはサイト前に駐車スペース有、フリーサイトは不可


焚き火:
不可


ペット:
不可


温泉:
キトウシ高原ホテルまで0.5km(4分)、森のゆ花神楽まで9.3km(約16分)、
旭岳温泉街35.1km(約43分)、天人峡温泉街30.9km(約41分)


携帯電話:
DoCoMo Xi/ au LTE共に圏内 ※他は未計測


音:
虫の鳴き声や鳥のさえずり


備考:
コンビニ/スーパー/ガソリンスタンド共に東川町内にあります。
また旭川駅より東川の道の駅「道草館」までバスが出ています。
東川町アクセス案内

kyanの率直な感想
 
利用日:
1回計1泊
2016年7月11~12日 1泊 曇/晴
利用目的:
ソロ
総合点:

サイト構成:
フリーサイト+カーサイト(計8区画)、いずれも芝生。
他にケビン11棟


フリーサイト(公園側)
主として設営される場所。芝生は手入れされています。
遮るものがないためどこに張っても昼間は暑いです。
やや傾斜しているので(道路側に向けて低くなります)、設営場所を選びます。
数台のリヤカーがありますが、駐車場側に設営できれば段差はあるもののセミオート可能でこちらから埋まっていく傾向があります。

(写真:芝生の公園型サイト。あちこちに台所がついているのがユニーク)

フリーサイト(林間側)
山間を整備して提供されています。野趣があってキャンプ場らしいかな。
芝生はあまり手入れされてない&管理用の車が通行した跡がえぐれてぬかるんでいました。
傾斜がきついので、所々にあるテント床に設営する形になるでしょう。

リヤカーがないので、荷物の搬出入は以下のいずれかの方法になります。
 1)高原ホテルへ向かう道の途中に停める
 2)バンガロー用の通路の最奥に停める
なお公園側のサイトにあるリヤカーを引っ張って来るのは段差があり厳しいかな。

(写真:キャンプ場で最もキャンプ場らしいのはココかな)

カーサイト
炊事施設及び電源付の区画と、ない区画に別れます(料金差:500円)。
炊事施設といってもプレハブ小屋。区画といってもロープが張られた芝生内で風情は全くありません。
「どうしてもキトウシのキャンプ場に車横付けで泊まりたい!」といったニーズ向き。

(写真:芝生にロープで区画分けされたシンプルな物です)

ケビン
計11棟あり、主に内部の設備に応じてA~Cの3タイプあります。
車は横付けできる、電源取れる、テレビや冷蔵庫完備、さらにCタイプではサウナまであるとか。
快適すぎです(笑)
高齢者や乳幼児連れ、また初心者の多いグループでキャンプするような場合に良さそうです。

(写真:キャンプ場のメインはケビンと思えるような配置でした)

公園(日帰り用)
道路側にある芝生は日帰り(午後5時)迄に限りテント設営が可能です。
コチラはペット可とのことで、「単休だけど外でBBQしたい」「試し張りしたい」なんて用途には良さそうです。

(写真:何の変哲もない公園。炊事しないなら近所の公園でも…)


見える景色:
ケビン(大抵の所から目に入ります)、道路、田園、林間

良いところ:
ゴミ処理OK
客とお金は受け入れてもゴミは受け入れないキャンプ場がある中、こちらは利用料に含まれ良心的です。
分別も「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」の2分別なので悩むことが少ないのもありがたいです。

(写真:ごみ処理ができて、かつ2分別はとてもありがたいです)

隣接温泉「キトウシ高原ホテル」の割引券をくれる
運営母体も同じ(株式会社東川振興公社)ですので、利用促進策として理に適っています。
200円引の400円で入浴できますが、割引券なしでも夕方以降は100円引(=500円)、特定日は半額(=300円)になるので、もう一声欲しいところです(笑)

(写真:一回限り有効で、受付印の日時と宿泊数で管理してそうです)

気になったところ
森林サイト側の状態がよくない
テント床含めて芝生は伸び盛り、炊事場の蛇口は押してる間だけ出る方式(しかも水圧が非常に高くて周囲に盛大に飛び散る)などあまり手をかけてない様子が伺えました。
また作業道含めて車の乗り入れができないため荷物の搬出入の際に不便です。


どちらともいえないところ
ペット不可
飼い主のマナー問題やトラブル、ペットが苦手な方への配慮もあるでしょう。一方、画一的に排除するのではなく場所を限定するなり、仕切りのあるカーサイトではOKとするなど共存の途も検討してほしいという思いもあります。

焚き火不可
林間サイトでは延焼の恐れから理解できなくもないですがが、見晴らしのよい広場側のサイトでも焚き火不可なのは残念。

感想:
「行者ニンニクの取れる場所」という意味のアイヌ語であるキトウシ高原。ここに整備されたキトウシ森林公園家族旅行村を一言で表すと「野外総合レジャー施設」。こども広場、じゃぶじゃぶ池、ゴーカート、パークゴルフ場など豊富なアクティビティの一環としてキャンプ場が存在するイメージです。

ただ、便利だったり眺望のよい場所は合計11棟あるケビン(設備はコテージと同様)で占められていて、テントを張るキャンプは従といった印象。ここは家族や気の合う仲間とケビンに宿泊してBBQや外遊びを気軽に楽しむための場所かな。

キャンプ場としてはランドリーや入浴施設があるため宿泊拠点として旅行者やレジャー用に近郊のファミリー/グループ層に適しています。また、林間サイトでは桑の実を食べてるエゾシマリスを見かけるなど自然が豊富で「昔ながらのキャンプ」するにも良いかもしれません。一方、ペット不可・焚き火不可なので今後個人的に利用する機会は少なそうです。

なお、コチラは応対した係員いずれも対応や言葉遣いが丁寧なので安心して利用できました。サービス業という意識が不十分なキャンプ場管理人が多い中で、こういうキャンプ場がもっと増えてくれればよいなと思います。

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