基礎情報
キャンプ場HP ※開設期間は4/1~11/30
住所:
北海道白老郡白老町 ポロト自然休養林内
連絡先: 0144-85-2005(ビジターセンター) 料金体系: 利用料金
(バンガロー利用時は別途バンガロー料金+暖房料が必要) 料金:
大人(高校生以上):400円、小人(小中学生):300円
バンガロー5000円(白老町民3000円)/泊 暖房料360円
※バンガローは「休憩」も可能 (200円/時間)
時間: フリーサイトはチェックイン/アウト共に営業時間内(
9~17時)
バンガローは15~17時/翌
10時まで ゴミ処理: 可(可燃、不燃、ビン、缶、ペットボトル) 車の乗り入れ: 設営/撤収時のみ可(バンガローも同様)
※それなりに歩きます… 焚き火: 直火不可(=焚き火台を使用) ペット: 不可 温泉: ポロト温泉まで2.5km(車で10分) 携帯電話: au / DoCoMo可 ※SBMその他は未計測 備考: 2014年度より11月末までの営業とのこと(
通年営業中止)
kyanの率直な感想 利用日: 2回(計4泊)
2013年11月8~10日 2泊(バンガロー) 曇/雨
2014年11月1~3日 2泊(フリーサイト) 曇/雨 利用目的: グループ・デュオ 総合点:
サイト構成: 芝生(バンガロー含めほとんどの区画は斜面のため、傾斜あり)
バンガローはテーブル/イスと暖房設備があるのみです。
見える景色: 林間 良いところ:
・立地良い
1つには道央都市圏からの交通の便がよいこと。
札幌からだと1時間半程度で着くでしょう(高速利用)。
もう1つには白老市街が近いため買い出し(生協、コンビニ)や
温泉(銭湯)へのアクセスがよい点です。
ポロト湖からキャンプ場までの道は悪いですが、それを差し
引いても利便性はよいでしょう。
・施設がきれい
炊事棟、トイレ共にきれいな設備です。
特にトイレは悪臭がしないし、ハンドドライヤー付で快適です。
・チェックイン/チェックアウトが緩い(フリーサイトのみ)
営業時間内であればいつでもチェックイン/アウト可能なため、
1泊料金で2日間ゆっくりくつろぐことができます。
ホテルと違い設営/撤収にも時間がかかるので、この点はとても
ありがたいです。
・11月末まで営業している
降雪のある北海道では数少ない貴重なキャンプ場。
やろうと思えば冬キャンも可能?
残念ながら、今年から通年営業は中止になってしまいました…
気になったこと:
・サイトから駐車場(入口のさらに手前)迄がやたら遠い
バンガローまで徒歩5~6分、フリーサイトだと8~10分程
かかりました(約600m)。
最低でも設営/撤収時の2回は車を回送する必要がある
ためドライバーは大変です。
・フリーサイトの水捌けが悪い
粘土質なのか、雨が降ると水浸しになる箇所が散見されました。
かくいうkyanも、前室が水没してえらいことになりました。
雨が予想される際は、しっかり芝生の生えてるところがよい
でしょう。
・平坦な場所が限られる
ほとんどの場所は何かしら傾斜しています。
傾斜が気になる方は設営前によく吟味した方がよいでしょう。
(そのまま置くと棚やテーブルが傾きます)
2回行きましたが、キャンパーは同じような場所に設営されて
いました。
・夜間照明が灯いたり消えたりする
奥に位置するセンターサークル側の照明数本が、夜間灯いたり
消えたりしていました(単に接触不良かもしれませんが)。
・炭/灰捨て場が管理棟入口の1箇所しかない(やたら遠い)
kyanがぐるっと回った感じでは他に設置されていませんでした。
これ結構困ります。
サイトから管理棟まで火が残ってるかもしれない状態で
徒歩5~10分程度ずーっと持ち歩くのでしょうか。
山火事を防ぐ観点からも結構危険な気が…。
尚、フリーサイトのセンターサークル上には「炭、灰捨て禁止」
と書いていますが、写真の通り燃えカスや灰の跡がこんもり。
サークルの意図や目的もよくわかりませんが、闇雲に禁止する
のではなく、近くに灰捨て場を作った方がよいでしょう。
正直、この状態では説得力がないと思いました。
(kyanは消し炭缶の中に入れて持ち帰りましたが、他の人たちは
一体どう処分してるんでしょ??)
・バンガローのチェックアウト10時は早い
せめて11時。この1時間の差は結構大きいです
(車を横付けしておけないので撤収は余計に時間がかかる)
1時間単位での時間貸しもできるようなので、ゆっくりしたい
場合は、予め延長しておくとよいでしょう。
・係員間の対人姿勢にムラがある
たまたまだと思いたいですが…、
とても親切な人と、残念ながらそうではない人の両方いました。
よくも悪くも、サービス業という認識が薄い印象です。
なお、指定管理者は地元の観光協会です。
どちらともいえないところ:
・ペット禁止
・ポロト湖~キャンプ場の道路が狭い
ざっくり1km強ある道路、舗装こそされてるもののカーブは
急で凹凸が多く、すれ違えるポイントも限られるため注意が
必要です。
・薪の販売はなし
焚き火をしたい人は、薪なり何なりを持参する必要があります。
・遊具はなし
・高速道路や鉄道の走行音が聞こえる
視界には入りませんが、地図を見ると意外と近くを走ってるようで…
感想:
北海道では数少ない11月も営業しているキャンプ場。
ほとんどのキャンプ場が10月(早ければ9月)にクローズする中、貴重な存在です(笑)
特段なにか変わった景色があるわけでもありませんが、のんびりできるでしょう。
立地がよく、設備が整っているので家族連れでも安心してキャンプを楽しめるでしょう。
キャンプ用品のレンタルも行っているので、「キャンプしたいけど道具がないのでちょっと…」という方も安心です。
フリーサイトであればチェックイン/アウト時間が緩いのも魅力的です。
まだ晩秋にしか行ってないので、次回は春や夏にも訪れてみたいなと思いました。
尚、感熱紙タイプのレシートをくれるキャンプ場は初めてです(笑)
(写真:キャンプ場らしからぬミスマッチがツボでした)
【結論】
晩秋キャンプには有力な候補地
サイトの模様(画像はブラウザで「画像だけ表示」とすると拡大します)
(写真:駐車場とサイトの間が結構離れています)
(写真:管理棟。中にはシャワーもありますが、消灯されてて入りづらい雰囲気がありました)
(写真:ゴミステーション。管理棟入口にのみ設置されています)
(写真左:サイトへの道のり。一車線一方通行です。 写真右:フリーサイト)
(写真:場内は山を切り開いているのか、どこも相応に傾斜があります)
(写真:フリーサイト。センターサークル周囲は平坦ですが水はけが悪かったです)
(写真:バンガロー全景。こちらも傾斜地なので、タープ等を張る場合は注意が必要です)
(写真:バンガロー。入口前にはボロボロの常設コンロがあります)
(写真:バンガロー内部。イス、テーブル、暖房機器のみあります)
(写真左:カーテンレースはかわいい模様! 右:入口前にも固定のテーブルとイスがあります)
(写真:常設コンロ。バンガローによってコンロの形状が異なります)
(写真:中心部のトイレ。臭いもなく清潔です!)
(写真:ハンドドライヤー完備が嬉しい)
(写真:炊事棟その1。奇麗で安心して使えますが、ちょっと背が低いのが腰にきます…)
(写真左:バンガロー側の炊事棟。こちらも背が… 写真右:雨の時はこの下に設営してるキャンパーもいました)
(写真:センターサークル側の炊事棟。年季が入ってますが必要十分です。ただ電灯が暗いので夜は見えにくいかも…)
(写真:元々あったと思わしきトイレ。時代を感じさせます)
(写真:利用者視点から、トイレットペーパーを設置しない理由がわかりませんでした)
(写真:雨が降るとすぐに水たまりができて一帯が水没します…)