【考察】七輪と鍋の間に隙間を作る方法

kyan

2012年01月31日 18:12

七輪やコンロで鍋や鉄板を使うと、それらで密閉され空気の通り道がなくなるため、火力が落ちてしまいます。そのため、適度な隙間を空けることが重要です。

本日は、その対策を考えてみます。


(どうしたらこのような隙間を確保できるでしょうか?)
●導入
この問題に取り組んだ時期は割合早く、ジンギスカン鍋を購入した2007年頃からでした。最初は火力が落ちる原因がわからず、したがって対策も立てられなかったのですが、使う内に「空気の通り道を塞いでいるからだ」と気づきました。

では、空気の通り道を確保してやればよいはずです。
そこで下記を条件として隙間に置く素材を探しました。
①高熱に耐えられること
②重い鍋でも安定して支えられること
③安価なこと
④嵩張らないこと

しかし、なかなか決定打が見当たりませんでした。

●いろいろ検討してみる
・ブロック(保留)
 最初に思いつきました。
 適当なサイズのブロックを挟むことで空気の通り道を確保しようと考えました。
 しかし肝心の「適当なサイズのブロック」探しに難渋したこと、重くて持ち運びに難が
 ある(=④でひっかかる)ため、一旦保留としました。

・ゴトク(保留)
 これまた空気の通り道を確保できそうです。しかし、ゴトクそのものが嵩張り、保管
 や持ち運びに難がある(=④でひっかかる)ため、これまた保留。

・文鎮(採用)
 とはいえこの問題、当時は優先順位はさほど高くなく放置状態でした。
 が、ある時突然解消しました。知人宅の花見BBQに招待いただいた際、知人の
 親父さんが文鎮を使って空気の通り道を確保していたのを見て「これだ!」と確信。

 前述の条件をすべて満たしていました。100円ショップで購入し、試した結果は上々。
 以後はずーっと使い続けています。

(写真:購入時期により錆具合が違います。錆びてる方が貴重品です)

 現在では、ジンギスカン鍋の他、土鍋やヤカン、ダッチオーブンでもフル活用しています。

(写真:七輪、バケツコンロいずれも火力の減少より解放されました)


(写真:W七輪 ヤカン×ダッチオーブン夢の競演)


(左:ダッチオーブンのように重い鍋でもバッチリです! 右:ヤカンもハマらずに支えられます)

 興味深いのは、通常の使い方と異なり「錆びれば錆びるほど良い」ということ。
 錆びがすべり止めになるからです。最初のうちはツルツル滑ってしまい、鍋が安定
 しませんでした。

(写真:錆のザラつきが滑り止めになります。特にバケツコンロでは重要です)

ここまで随分と引っ張りました(爆)
対策経費210円、ただの棒なので七輪のケースの隅っこに入れておけますし、忘れる心配もありません(現地で見失いそうになったことは何度かありますw)

同じような悩みを抱えている方がいましたら、是非お試しあれ。
(これで明日から全国の100円ショップや書店から文鎮が消える?!)

また、「もっといいモノがあるぜ!」という話がありましたら教えて下さい(^_-)

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