炭火に魅せられて

昨日買い出しへ行った厳選食材で、今年初の庭ＢＢＱをしました！

■準備
なにせ１年ぶりの庭ＢＢＱ。準備が整っていないため、倉庫や車から必要なアイテムを揚陸。
さらに今回はわざわざ買い出しが必要。普段ならキャンプ場へ行く途中で買い出しするのですが、今回は立ち寄る場所もないので…
着火までに１時間近くかかってしまいました。
普段やりなれないことをやろうとすると、どうしても時間がかかります…

やっと火熾しできるようなったのは午後２時半。
早くも日没までのカウントダウンが始まっています

■火熾し
今回は北見にある「エコ・ウィズ」さんの木炭（ナラ材）を使用しました。

14:36開始。
1450には7割、1455には9割着火してBBQをはじめました。

オガ炭の箱を潰すため粉炭をふりかけたら、着火剤が埋まってしまい手間取りました

■ＢＢＱ本編
牡蠣　(速報)
焼きと生食でいただきました。

焼きはぷっくりした身が食欲をそそります。
内部は海水をたっぷり含んでいて、じっくり加熱しても身を護ってくれるためでしょうか。
口に含むと、凝縮した旨味がいっぱいに拡がります。

そのまま食べても美味しいですが、レモン、醤油、牡蠣酢といった調味料を少量たらすことで、また違った美味しさが生まれます。

生食もイイ感じで、デカいが新鮮で臭みが全くなく、チュルッといけます。
「当たると嫌だから１個にしておこう」と思っていましたが、気づけば５個いただきました

ホタテ
デカい！
焼くのは惜しいくらい見事に育ったホタテ君。
コイツを惜しげもなく投入します。

少し炙って片貝から身が離れたら上の殻を外し、続いてウロを除去します。

程よく加熱された頃にバターを投入。醤油を少量たらし焼き続けて完成！
身そのものが柔らかくて甘い。そこにバターの旨味も加わり、ホタテ単体で一つの世界が成立しているかのよう。

北海道に住んでいてよかったと思える一品に出会いました


貝類をひと通り焼き終わり、火がやや落ち着いてきた頃に「炎の上がる定番食材」、ホッケの開きにトライ。
ここまでで炭を２片ほど継ぎ足しました。

ホッケ開き
特に塩もふらず、そのまま投入。
「海腹川背」の言葉に従い（？）、身から焼きました。

しばらくして「ぷくぷく」と内部で弾けるような音がしたら、ひっくり返す頃合い。
今度は皮から焼き上げて完成。

ふっくら焼きあがった白身はふっくらして甘じょっぱい！
海浜で干しているためか塩味が濃い。塩をふらず正解(笑)

価格は２５０円と、市販品とさほど変わらないものの、上手さは数等違います。
これは良い買い物をしました。

イカ一夜干し
昨日「干物製造機」でグルグル回っていたアレです(笑)

ゲソも含むと七輪に収まり切らないため、焼く前に身とゲソを切り離しました。
背骨も除去し、あとは弱火じでじっくり炙り上げること数分。

はい、できあがり。
kyanはひっくり返しただけです(笑)

こちらも身はふっくら。噛むとイカの肉汁が溢れだすのは、浜の直売品ならでは。
ホッケの開き同様に塩分が濃いため、醤油や一味マヨネーズをつけず単体でいただきます。
日本酒でチビチビいただいていたら、あっという間に売り切れでした

■撤収…そして目皿がぁ！
腹いっぱい、周囲も暗くなってきたのでここらでお開き。
まずは火を落としますが…片付けの際、七輪が少しでも早く冷えるよう目皿を取り出しているのですが、その際に真ん中の網の目のぶぶんがすっぽり外れてしまいました

過酷な環境で数年間使われてボロボロになっていた上、加熱された鋳鉄は柔らかくなり、とれやすくなっていたのでしょう。

一瞬呆然としましたが「消耗品だから買い直すしかない」と気持ちを切り替えました。
とはいえ最近は七輪といい、長年使ってきた物たちに相次いでガタがきてしまい、寂しい限りです…。

その内に小雨が降ってきたので、残りの物もいそぎ撤収。
翌日、片付けを終えて終了。

■感想
久しぶりの庭ＢＢＱ
休日の度にキャンプへ出かけていたため、最近はすっかりご無沙汰だった庭ＢＢＱ。
味気ない景色ですが、「移動時間がかからない」「時間を気にしなくてよい」「照明・電源完備」と便利づくしでした(笑)