北見厳寒の焼き肉まつり2012(2/10)

kyan

2014年01月13日 18:12

2012年度はがーさん、きよぴこさんの三人で遊びに行ってきました!
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2013年の模様はコチラ
速報 その1 その2 その3 その4


(写真:祭り風景。今年も盛況でした!)
二転三転する受付開始時間
昨年度の教訓を活かして開場1時間前の午後5時会場入り。
この段階で-7℃。
気合いを入れたものの、さすがに場内はもっぱら関係者で客はまばら。
関係者に受付開始時間を尋ねたものの二転三転。
ガン無視→午後5時半→6時→5時45分と、そのたびに振り回されて結局開始は午後5時45分

周知と情報共有のため、「当日のスケジュール」と「会場案内図」を皆の目に留まる場所に張り出すだけでかなり違うと思うのですがね・・・。

午後5時45分、焼き始め
その後もいろいろありましたが…、七輪が到着し肉も配布されて機嫌回復(笑)

(写真:北見木炭の熾き火。いいBBQになりそうな予感)

なお、今年は昨年ほどの混雑ではなくなっている気が・・・。
入場料が値上がり(1000→1500円)したせいでしょうか。
そして昨年あった「市外客向けのホタテ配布」は残念ながら廃止されていました。

(写真:年々しょっぱくなる配布物は毎年変化があります)


余裕ができたため場内をうろついてみた
場内をうろついていると「今年の無料配布はシチュー」と会場アナウンスが入ったので、寒くて体も冷えているため確保しようと向かうと早くも行列が…
早速並ぶが一向に進まないので、「おかしいな?」と思い前を見ると、係員が手持ち無沙汰で暇そうにしている。

どうやら午後6時の開始と同時に受け渡しのようだ。
寒空の下で何もせず立っていると足元からじんわりと冷気が伝わってきてくる。


(写真:シチューを待つ行列。時間まで皆、忍耐強く待ってました)

午後6時、司会の「焼肉祭り開始です!」との掛け声と共に行列も進み始めた。
さらに数分待って自分の番。
3人で来たので「3つください」というと、「2つまでなんです…」とのこと。事前に知っていれば、がーさんを呼んできたのになー。
前方に並んでいた方も同様のやりとりがあったそうで、釈然としない表情が印象的でした。
数に限りがあってより多くの人に配布したいという趣旨かもしれませんが、運営面が…
せっかくいい企画なのに、残念ですね。

席に戻ると、熱々のシチューも僅かな時間でぬるくなっていました。これぞ「厳寒の~」にふさわしいくてイイ感じです(笑)

(写真:冷めたシチュー。でも味は濃厚で温まりました!)


この時、午後6時15分頃。
がーさん達は既にホルモンを焼き始めていました。
ひたすら焼いては食べ、焼いては食べ…の繰り返し。
下処理がよいのか塩コショウで味付けするだけでとても美味しい。

(写真:アメリカ産ですが味付けがよいのかパクパク食べれます)

ここで玉ねぎも投入。水分が落ちて一気に煙が!
火が通った玉ねぎはシャキシャキの食感と甘味が強くてgood!

(写真:北見産の玉ねぎ最高)

お次は肉類。
トレイにはサガリとラム、そして豚ロース?、複数種類の肉が入っていたので順番に焼いていきました。

(写真:地味にジャガイモも美味しかったです)

肉そのものは美味しいが…いかんせん脂っぽくて味が単調で飽きてしまう。
フライパンで生姜焼きかなんかにしたら美味しいかもしれない。
配布された肉の中での好みはサガリでした。

午後7時頃、ふと回りを見渡すと宴もたけなわ

(写真左:この寒さの中薄着で歌い上げる…さすがプロ 右:めいめい楽しんでいます)

ここでさきほど空けた缶ビールをふと見ると、うっすらと氷の膜が早くも…「厳寒の焼肉まつり」らしくて嬉しくなる(笑)

(写真:飲み口周辺のみならず、中身までシャーベットに)


ちなみに烏龍茶は既にご覧の通り(笑)

(写真:表面が凍ってしまいました)

工場長さんと対面!
午後7時半頃、こんな感じで楽しんでいると突然一人の大柄な男性から「kyanさんですか?」と声を掛けられました。
なんと北見木炭の工場長さんでした
前日書き込みをしたので、探して声をかけてくれたそうです

(写真:火熾し場での光景。バーナーで一気に熾してました)

工場長さんに限らず、ブログで知り合った方は初対面という感じが全くしません(笑)
初対面にもかかわらず話し込むこと数十分…炭焼きの苦労や、炭材、周期などあれこれ伺えました。
最後に炭焼場見学にお誘い頂いたものの、同行者と明日のスケジュールを確認して行けそうであれば事前に連絡する旨をお伝えしてお別れ。
楽しい時間って、文字通りあっという間に過ぎ去ってしまいますね~。
お忙しい中、迎撃ありがとうございました!

(写真:火熾し場では北見木炭の宣伝看板も置いてありました!)


抽選会
ふと振り返るときよぴこさんの手には大きな発泡ケースが。
会話に没頭しすぎて周囲のことがまったく目に入っていませんでした。
「どうしたの?」
「当たった」


え??
開封したら「ジンギスカンセット」でした。
ラム、ラムロース、豚ロースの3種類×2パックづつだったので、3人で分けました

(写真:まさか本当に当たるとは…)


さらに気づけば「なんとかポーク」も当たっていました(!)
こちらは持ち帰れないので食べて帰ることに…こちらも旨いんだけど脂っぽかった。

(写真:最後の方では、何を焼いてるのか当人もわからず)

お祭りでは例年、入場券記載の通し番号を利用して抽選会をやっています。
いままで「下一桁○番」のは毎年のように当選していましたが、4桁揃うものはなかったため最初から気にしていませんでした…まさか当たるとは

その後、気づけばきよぴこさんが塩ホルモンを追加購入。
先ほどのホルモンよりジューシーな味わいで、ビールが進みます!

(写真:炭も途中で継ぎ足ししてくれました!)

午後8時、終了~
司会者の「終了~!!」という掛け声と共に、周囲の空気は図ったように撤収モードに。
あまりの急変ぶりに面白いので眺めてたら、8時4分には撤収の大半が済み、8時10分には周囲を見渡しても関係者ばかり、という状況になっていました

(写真左:毎度のゴミ収集風景 右:8時4分でこの状態。どんだけ早く帰りたいんだ…)

いろいろありましたが、今年も楽しかったです。
なんといっても厳寒の中、重装備で焼き肉を頬張る異常(?)な光景はスゴい!
ビールも凍る氷点下の中で1000人以上が黙々と焼肉…いつみても相観です(笑)

そして1000人以上の食材を調達し、加工し、火熾しし…祭りに携わったすべての関係者に感謝です

今年も2時間があっという間に過ぎ去る…密度の高い、「濃い」お祭りでした
このカオスを楽しみに、また来年も行きます(笑)

(写真:駅前で氷像作ってました)


感想
・今年の七輪
 2009年(ラッパ型)、10年(大成コンロ)の混合でした。
 配備されたブツは汚れ具合より、再利用していた物のようでした(新品ではなかった)
 ※どうも割れた分を順次補充している様子。

 木炭は地元の北見木炭(ナラ炭)を使用。いいカンジの燃え方でした!

・ヤカン持参ユーザ多し
 水は隣のホールのトイレから汲んできている模様w
 熱源は七輪だったり、カセットコンロだったりと様々。
 沸いたお湯で熱燗なりお茶なり作ってました(^_-)

・寒い!
 氷点下7度の中で長時間滞在するため防寒対策は必須です。
 今回は防寒装備+ホッカイロの他、以下の工夫をしていきました。
 ①お手製座布団
  ダンボールに100均の銀シートを貼りつけただけの簡単アイテムですが、
  これが意外と効果を発揮。
 ②長靴に中敷き
  地面の冷気が足裏から全身を容赦無く冷やしていくので対策が必要と思いました。
  仲間は中敷きやアルミシートを入れていました。
 CB-8
  カセットガスランタンを今年も持参しました。
  空間を暖めるほどの火力はなく手を温める程度で効果は限定的でした。
  何より今年はガスを半分近く残して立ち消えしました。
  昨年(気温-2~-4°C)は問題なかったが、今年(-8~-10°C)は
  ブタンガスには厳しかったようです。

(写真:CB-8使用時。これだと足下がほのかに暖かい位です)

 ④サーモスの真空タンブラー
  紙コップに注いだ焼酎お湯割りは15分も経てば水になっていましたが、
  こちらはぬるま湯程度で済んでいました。
  地味ですが効果はありました。

残念な点
 毎年のことなんですが…。
 ①各種の案内/周知が足りない
 「●●で物を受け取れる」
 「▲▲で□□を購入できる」
 「タイムスケジュール」
 といった基本的な案内や周知が足りない(ほとんどないです)ので、タイムスケジュールや
 各種配布場所、注意書きを記した説明書き(看板)等を置いた方がよいでしょう。

 ※司会者の都度のアナウンス、回りの騒音にかき消されて聞こえない事が多いです…

 ②やる気の低い一部の運営スタッフ
 尋ねても答えない(答えられない)、人によって回答が違う、ぶっきらぼうな物言い・・・
 「楽しくて自主的にやってます!」というより「動員されて嫌々やってます!」感の強い
 残念な方を見かけます。

 レイアウトやスケジュールは事前に頭に入れた上で、愛想よく…とまではいかなくとも、
 普通に受け答えしてほしいかな。せっかくの楽しいお祭りですし、北見をPRするよい
 機会なのに、もったいないな~
 「一人ひとりが『北見の観光大使』」という心構えで頑張ってほしいです。

 北海道は「ハードは一流、ソフトは三流」などと言われることがありますが、せっかく
 市民発案で市民と関係者が一体となって盛り上げてきた手作りのお祭りだけに、
 今後の挽回を期待しています!
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