秋の道南キャンプ'08②(9/21)

kyan

2010年03月03日 12:24

本日は、函館朝市でご飯をとって、道南の恵山側をぐるっと廻ってきました。
(1日目はコチラ


(写真:ハーベスター八雲から望む噴火湾)

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9月21日 
きじひき高原キャンプ場~函館朝市~恵山~砂原~八雲~東大沼キャンプ場(泊)

起床
7時起床。バンガロー泊だけあってそれほど寒くはない・・・が、眠いったら!
昨夜のうちに「連泊しない」と決めたので、撤収準備を急ぐ。3人&大きな台車により、いつもよりもスムーズに進んだものの、出発までには1時間半近くかかってしまいました。

(写真:バンガロー棟の遠景)

朝食-函館朝市
 本日は一日かけて道南の恵山側をぐるっと廻ります。9時前にキャンプ場を出発し、30分ほどで函館市内着。当初は自由市場内の食堂で朝飯をとる予定でしたが、あいにく「日曜定休」。しまったー!! 無情な文字を背に、急遽函館朝市へ。

 「きくよ食堂」(店舗HP)にて朝飯。本店が混んでいたので支店に入り、イカソーメン定食(1,050円)を頂きました。
 出てきたイカは皿が見えるほど透き通っており、コリコリした食感がたまらなく美味しい!あっという間に完食しました。

 帰りにイカ釣り堀を通りがかる。眺めかなり食指がそそられたものの、今後の行程を考えて断念。「明日来ればいいか…」と思いつつ、結局来れませんでした(T_T)

(写真:その場で食べれるとのことで、食べてみたいな~)

水無海浜温泉(函館市によるHPはコチラ)
 さらに進んで12時頃に水無海浜温泉に到着。見ると、意外にも(?)10人近くが温泉(というか、湯貯め?)に入っている。最初こそ入る気はありませんでしたが、多くの人が楽しんでいるのを見て、「ここまで来たからには入らなきゃ!」という使命感のようなものが湧き…入りましたよ、ええ 石畳のぬめりで滑りそうになりながら入浴。「目線が水平線」という雄大な景色の中で入る温泉はとても気持ちイイ! これは入った人にしかわからないと思います(笑) ただ、塩分が強くて体がベタつくのが難点といえば難点。

(写真左:入口の看板  写真右:温泉遠景。意外に賑わっていました)

(写真:海と直結した状態。運が良ければ?魚も浮いてます)

 その後は、国道278号線を一路北上し、14時頃に道の駅「つど~る・プラザ・さわら」に到着。お土産用のブルーベリーワインを買い、少し休憩。この頃には昨夜の疲労&温泉入浴による新陳代謝効果か、かな~り眠くて仕方ありませんでした。かといって、途中離脱する友人を八雲までは送り届けなければならない関係上、行程はこなさなければならない。同氏より「運転替わろうか?」と親切な申し出があるも、レンタカーの任意保険の関係があるため、気持ちだけ受け取りました 若干休憩して出発。

ハーベスター・八雲
14:40頃、ハーベスター・八雲に到着。ここは従来ケンタッキーの農場で直営レストランでしたが現在は別会社が経営しています(ケンタッキーとの関係はどうなんでしょうね?)。事前のリサーチでは景色が綺麗&美味しいと評判だったので行ってみました。・・・いや、旨かったですよ。チキン×2本+野菜ピザ食べて。 景色も綺麗でしたよ。 ただね、

これから晩飯のBBQ直前に腹一杯にしてどーするの?!

…迂闊でした。ただでさえ食が細くなってきているというのに。まぁ、初訪問記念ということで自分を納得させました

(写真左:野菜ピザ。カリっとした食感が  写真右:気づけば色々購入…)

その日は「収穫祭」なるイベントが開かれていたので、ご当地の新鮮野菜を安く買えるかと期待していました…が、それほどでもなかった&ジャガイモやニンジン、カボチャなど、焼いて食べるにはビミョーな食材ばかりだったため、「収穫祭は最初から無かった」と思うことにしました

 その後、途中離脱する友人氏とお別れし、日没時間ちょうどに本日の宿営地「東大沼キャンプ場」へ。途中、八雲のホーマックでランタン用のガス缶を、道の駅「YOU・遊ぶ・もり」にてイカの一夜干しを、それぞれ購入。

東大沼キャンプ場
 昨年に引き続き東大沼キャンプ場。「きじひき」から撤収する段階でこの場所に決めていました。
 当日も想像通り盛況で20組くらいのキャンパーが居り、その色彩もタープ持参ファミリーorグループ組、ソロひっそり組など多様な取り合わせでした。意外だったのは、この時期でもまだ虫が多った事。テント設営中に4カ所も刺されてしまいました(それも靴下の上から!) 設営時に、ふと空を見上げると綺麗な流れ雲が。

(写真:「秋だな~~~」と感じます。なんて名前の雲なんでしょうね?)

 設営後、Rodoさんの「洗い場のある温泉に行きたい」という希望に応えるべく、流山温泉を目指したものの、受付18:30迄とのことで断念(到着18:45)。代わりにグリーンピア大沼へ(¥370) 道南熱湯伝説の王道を受け継いだ熱めのお湯でしたが、いい湯でした。ただ、貴重品入れがない、洗い場はあるものの石けんがないなど「?」と思う点も。

 帰着後は、いつもの如く火熾しから。とはいえ、特筆すべき点もないので割愛w

ツブ
 本日のBBQはツブからスタート。先日に引き続き、お取り寄せギフト
 kyanは設営・展開をするため、最初の6個分でRodoさんにお手本(?)を示し、後はお任せ。終わった頃に、ちょうど焼き上がったので、まずは1個。

「う~ん、味が染みて旨い!」

 バクバク食べてくとあっという間になくなるため継ぎ足します。ツブ焼きセットについてたタレは早々に無くなった為、先日がーさんから教わったオリジナルタレを作成してみました。結果は…う~ん、まだコクが足りません。秘伝のレシピの分量が「適当」ってのが学習しづらくあります(笑)

牡蠣グラタン
 …こうしてツブを焼いてる横では、これまたお取り寄せグルメの「牡蠣グラタン」をホイルで包んでオーブンのようにして焼きました。何となく食べてみたくて注文しただけでしたが、グラタンそのもの味が思いのほか良くてあっという間に完食。…これは「むしろ炭火ではやらんだろう」かも(笑)

とうきび
 その後、昨日焼いたトウキビ。ピュアホワイトという、生食できるのがウリの品種ですが、軽く暖めた方が甘みが増してるように感じました。外はそれなりに冷えてきたため、体の中に暖かいものを取り込むべく、再加熱して頂く。相変わらず甘味全開でいい箸休めになりました。

ホッケ開き
 ツブ、トウキビと、いわば「従」となる食が続いたので、次は主食となるものを・・・ということでホッケの開き。これまたkyanのBBQにおける定番食材です。今回は食が細いのを考慮してやや小ぶりのホッケを選びましたが、さすが羅臼産だけあって脂がのっていて旨い!熱々のうちに食べましたが、その旨さに、3分後には骨と皮だけになっていました(w そして、骨は焼き枯らして骨せんべいとしてバリバリといただきました(笑)

真イカ一夜干し
 さて、ここらで日本酒のおつまみでも・・・ということで、先ほど道の駅で購入した「真イカの一夜干し」を焼き始めます。「イカの一夜干し」はあちこちで見かけますが、それは大抵スルメイカだったりします。真イカは、夏のシーズンの道南ならでは!ということでチョイス。

スルメイカよりやや高(450円/2枚)です。軽く炙り、レアの状態で何も付けずに食べと、ほのかな塩味と干されたことによって凝縮された旨味成分が一気に口の中にあふれ出してきて、なんともいえず旨い。こうなると、酒はビールやワインじゃ物足りない。日本酒だ! ってことで引っ張り出してきたのは、「一の蔵」。
 「な~んだ、どこにでも売ってるじゃないか」と思うなかれ。酒蔵か仙台空港の売店でしか買えない「タンク詰め」品。フレッシュな味わいが、4合瓶はまたたく間に空き瓶と化しました(笑)

 …今回の旅費の半分以上は食費ですが、その理由はこのあたりから推察下さいw

コマイ
 そのほかに数尾のコマイを焼き、一味唐辛子を和えたマヨネーズを付けて食べてました。なお、生ラムは袋を開けると異臭がしたため、後ろ髪引かれつつ廃棄 どうやら、一度冷凍をかけた後に溶けると急速に鮮度が落ちるらしい・・・orz(後日談:料理の基本的知識が欠けてます…ってそれは今もか。その後、保冷に気を付けるようになったのは別の日記の通りです)

 そんなかんなをしてるうちに夜は更け、23時を過ぎた頃には急速に寒くなってきました。外に置いてある段ボールは、夜露でふにゃふやです。明日もあるので、23時半頃に宴は終了。0時を過ぎた頃には気温11℃と急激に下がり、テント内や置いてある金属などに激しい結露が発生していました。

 テント内でうだうだ酒を酌み交わしながら雑談をするものの、眠くて会話が頭に入らない。結局、気づいたら朝でした(爆)
(翌日へつづく)

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