粉雪舞う中コニファーキャンプ①(4/20)

kyan

2013年05月09日 18:12

2013年度の恒例TKキャンプは、コニファーへ行ってきました!
1日目 2日目 まとめ
速報1 速報2


(目的地はココから1km程ダートを通り抜けたところに位置します)
4月20日(土) 自宅~コニファー
シーズン初キャンプは毎年のことながら(?)準備に手間取りました。
午前11時と遅れて出発。

途中、お肉屋さんで食材補給し、国道274号線を東上。
尚、夕張~十勝清水は高速道路利用してショートカットしました。
ルートは国道274と似通っていますが、標高差は段違いに少ないため走りやすい。
なんだかんだいって楽でした~。


(道中は快晴!と思いきや、占冠を過ぎた辺りからどんよりとした空に…)

十勝清水で下りた後は地元スーパーにて細かい食材補給し、午後3時前に現着。
思っていた位置と異なり意外とあっさり到着しました。

設営! 速報1
到着後、待ちくたびれたがーさんと合流して即設営。
サイトは既に決まっていたので、早速テントを張ります。
傾斜にあるため方向や位置取りも一択。かえって迷う手間が省けました(笑)

いつもと違うのはテント床部分にブルーシート(ドカシー)を敷いたこと。
テントは消耗品なので一定の汚損は想定内ですが、ここは撤収の面倒さを考慮しました。
(水を含んだ土がベタベタくっついて、ほろってもほろってもなかなか落ちない!)

ペグ打った後で歪みに気づいて打ちなおしたり、ベルクロテープ止め忘れてたり…
半年ぶりで手間取りましたが、なんとか設営。
この後は寝室→前室の順番で整えてきます。

当初はぎこちなかった設営も、この頃には歯車に潤滑油が回り始めた機械のようにテンポよく進行。一度体で覚えたことは、表面上では忘れてても何かのきっかけで思い出すものだなー、とこんなところで実感。


(なんとか設営! 微妙に歪んでますが、おそらくフレームが曲がってるため)

ひと通り展開が終わったところで、七輪に着火しました。

火熾し
炭はいつもの国産オガ備長炭と最近常用のマングローブ炭
他の炭も入れようか迷ったのですが、まぁお楽しみはまた今度ということで(笑)

(写真:大きい七輪はマングローブ炭メインで鍋料理に、小さい七輪はオガ備長炭メインで網料理に利用しました)

kyanとがーさんの「W七輪」「W煙突」をしばし楽しむ。

(刮目せよ、ダブル七輪の雄姿を!)

途中、チェックイン手続きのため管理棟へ。
炭火のことを話したら管理人さんに一眼レフで撮影されてしまいました。
kyanが撮るよりよほど綺麗に撮れてそうです(笑)

今回は30分程度で9割方着火していました。

設営が終わった辺りでまた雪がちらつく。
滞在中に降雪したのはkyanのキャンプ史上初かも

(今年は春の訪れが遅くて困ります~)

熾きた後は鍋を火にかけて余熱したり、ヤカンで湯沸し。
準備が整ったら早速宴会のはじまりです。

(写真:暖を取りつつ湯沸し中。限りあるエネルギーなので、常に何かに使いたいです)

ジンギスカン 速報2
いつものお店の特選品ですが、安定の味わい。
肉は柔らかくて旨味がある上、雑味がない。
下処理がよいのでしょう。タレをつけずそのまま頂いても美味しい。

酒の肴やご飯のお供ならタレ付きで。
タレはボトルに入っているため後付してもいいし、先に漬け込んでも自由。いつも後付して食べています。

絶品は縁に配備したもやし達。
「蒼き狼」によりふっくら蒸され、肉から滴る肉汁を満遍なく吸い込んで絶品となる。
これを付属タレをつけて食べるのだからマズい訳はない!


(がーさんとのキャンプでは定番品。万人にオススメできる一品です)


1人前400g袋を2人で2袋完食しました。
もうお腹一杯です(笑)

炭を継ぎ足し
ジンギスカンをひと通り食べ終わったところで、炭を継ぎ足します。

(写真:ホーマック販売の道産なら切炭。いい形、いい硬さでお値段納得です)


ダッチオーブンを使う七輪にはマングローブ炭を多めに投入。
網焼きで使う七輪にはオガ炭を投入しました。

(国産なら切炭は着火が早く、火力が強く、火保ちがいいので継ぎ足しにオススメです)

いつの間にか雪が止んでいたためテントを見回すと、、、幕はしっかり撥水してました。昨年の道南キャンプで1時間位かけて撥水スプレーを1.5本投入した成果がきっちり現れてるようです

(昨年は、この辺りがじんわり染み込んでいました…)


焼きツブ

昨年末からサイズが大→中サイズになり、代わりに個数が増加。
下処理が雑になったのか、食べてて細かい砂が気になるようになりました。

(昨年位から、サイズが小さくなってしまい残念な感じ)

とはいえ味はいつも通り。
特に旨いのはゴロ(内臓)。
クリーミーかつ濃厚な味わいで、いくらでも酒がすすみます!

(写真:焼きツブ。旨いのは身よりゴロです!)

さらにそそるのは、沸騰したタレがこぼれ落ちた時の焦げる匂い。
食欲を物凄くそそります!

ビーフシチュー作成開始
今やTKKキャンプの定番品となったビーフシチュー。
調理はがーさんの独壇場です。

①余熱
②18:09 牛肉(角切り)を強火で数分炒め、一旦取り出す

(炒めて…)

③18:17 玉ねぎを炒める

(飴色になるまで炒めて…)

④2時間程度煮込む
 19:37 様子見

(だいぶそれっぽくなってきています)


(あとはじっくり味をならすだけ!)

仕込みを終えて、後は炭火とダッチに任せテント内に入ります。

味噌ホルモン
口の中で、薄いホルモンに絡みついた甘めの味噌とホルモンから出る肉汁の旨味が合体してイイ感じ。ご飯によく合います。
まだお腹に余裕があったこともあってパクパク食ってたらあっという間になくなってしまいました。

(ご飯のおかずとして最適な一品でした!)


この辺りでもうお腹一杯。
TV(ワンセグ)つけながら適当に焼いてました。
炭火やカセットコンロで湯を沸かし、その中に熱燗をセット。
寒さが最高の肴となって、酒がどんどん進みます!

(熱燗片手にダラダラ。幸せなひとときです)


牛レバー
がーさん絶賛品。
とある精肉店の品ですが、いつも仕入れてる先とは別。

表面を炙り、ゴマ油+塩で頂きました。
レバー特有の濃厚な味わいとゴマ油がマッチしてたまりません。

元々少量だったのに売れ行きがいいもんだから、あっという間に完売。
がーさんの食べっぷりを見てると、何も言わずともその食材に対する評価がよくわかります(笑)

そんながーさんの一言。
「もう少しあってもよかった」


(がーさんから太鼓判の牛レバー。次回もこれで決まり!)

暑くなってきたので石油ファンヒータを切ると徐々に室内の温度が低下。
七輪の火力では維持できないようです。

(もはや定番?の石油ファンヒーター)


漬けマグロ
がーさん自作品。
醤油ベースの控えめな味付けがマグロの味をよく引き立てていて絶品。
味付けもさることながら、漬ける時間や焼き加減など一連の流れ全てががーさんプロデュース。単なる食材ではなく、もはや「作品」の域。

(表面を軽く炙る位が好みです。焼き過ぎるとただのツナになっちゃいますw)

そのまま一口頬張る。旨い。
口の中に、ほんのり味付けされたマグロの旨味がひろがる。
臭みは味付けと焼くことで抑えられ、生臭さが苦手な人でもバクバクいけちゃえるだろう。
ご飯が品切れしていたが、もし一緒に食べたら軽く3膳は平らげてしまいそうだ。

この「作品」に今回はもう一手間を加えてみました。
これまた自作の「山わさびの醤油漬け」を載せたのだ。
自作タレうまいのでそのままでも旨いが、山わさび載せたら一層旨い!

(酒の肴に、ご飯の友に…万能選手です!)

もはや絶品。ご飯5膳はいけます。
ただ、通常の醤油漬けだと味が濃すぎてせっかくの漬けマグロの「作品」への干渉が激しいので、ほんの少し載せるだけでよい。

いつもながら感服の一品でした。

ハマグリ
今回の特選素材で、千葉県の業者からお取り寄せとの事。
北寄貝のような特大サイズのハマグリが網の上で所狭しと暴れまわる…のは大げさだが(笑)、
1個1個丁寧に焼き上げていく様は、「育てている」感覚に近い。

(ハマグリ。わかりにくいですが直径25cmの七輪に4つ位しか置けない大きさです)

早速食してみる。
上品な味わいのホッキ貝みたいな感じで、アサリとはまた違った旨味がありました。

(肉厚で食べごたえがありました。汁に旨いことったら)

琥珀色の煮汁は海水にハマグリの出汁がよく出て、たまらなく旨い。
蓋があく瞬間に身が上の殻にくっついてしまい、貴重な煮汁が蒸発してしまうのは今後の課題だ。

ハマグリはあまり焼いたことがなく、後から考えると色々工夫の余地があるように思えた。地元にはハマグリ焼きを売りにしている居酒屋もあるので、今度はそこで勉強してから再チャレンジしてみたい。

寝室へ
「チューボーですよ!」を見終わったところで、宴会はお開きにして寝室へ。

(写真:残り火。どんなに燃やしても最後まで残るのはオガ備長炭です)

ちなみに夜12時段階で-0.6℃(WNN 芽室)。石油FF切るとめっぽう寒い。

しかし!今回は防寒対策を施してきました。
それがメタライズドプロダクツ オールウェザーブランケット(MPI)。
4層構造により遮熱性能は抜群! ということで、今回はシュラフの上にコイツをかけて寝ることにしました。




(写真:持てるだけ持ってきた感じですw)

さらに電気湯たんぽもシュラフの中に入れて万全ポカポカ体制で、1:45就寝。

<翌日へつづく

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